ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

倉本社長年頭所感

郵船ロジ、5つの個別改革プロジェクトを本格始動

2016年1月4日 (月)

ロジスティクス
郵船ロジスティクスの倉本博光社長による年頭所感の要旨は次の通り。

倉本社長の年頭所感(要旨)

マレーシアでは運送業務・倉庫業務のハラル認証を同時に取得し、拡大するハラル市場でワンストップサービスの構築を目指していく。

今後、TPPによる自由貿易地域の拡大やASEAN経済共同体の発足もあり国際物流もこれまで以上に活発化してくるだろう。この波に乗り遅れることなく積極的なアプローチを行い、拡大が見込まれる成長産業に注力していきたい。

統合後5年を経て全社員の協力で、世界中で融合はおおむね達成できた。ことしは将来へのさらなる飛躍に向けた重要な年と位置付けている。

世界トップレベルのグローバル総合物流企業となるために、挑戦と改革のプロジェクトを本格的に始動させる。現在まだ仮称だがこのプロジェクトを「トランスフォーム2025年」として進める。同プロジェクトを通して経営理念を改めて見直し、個別改革プロジェクトを推進させ、次期中期経営計画につなげる。

個別改革プロジェクトは、「プロジェクトブリッジ」の深化、ブランディング改革、IT徹底活用・ワークスタイル変革、HR改革、組織改革――の5つ。

詳細は早い時期に公表するが、まず、昨年立ち上げたプロジェクトブリッジで調査し策定した政策を、ことしはIFFの業務プロセスと基幹システムの簡素化・標準化・効率化を目指し具体な行動に移す。

2つ目はブランディング。統合から5年が経過し、社内での融合は進んだが、大きな飛躍に必要な当社ブランドはグローバルではまだ限定的なものと言わざるを得ない状況にある。当社の提供価値を高め、市場での差別化・優位性を追及するため、本格ブランディングの取り組みを開始する。

ことしも当初の計画通り、海上事業部・航空事業部で施策を実行し、物流拡大への取り組みを継続していく。ロジスティクス事業では「Kaizen」への取り組み続行し品質向上を図り、付加価値のあるロジスティクスサービスを提供していく。