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山九がジャカルタ近郊で新倉庫開設、1・2期計4万m2

2016年1月5日 (火)

拠点・施設山九は5日、インドネシア法人の山九インドネシア国際(ジャカルタ)が西ジャワ州ブカシ県で4日に「山九チカラン物流センター2期倉庫」を開設した、と発表した。

山九がジャカルタ近郊で新倉庫開設、1・2期計4万m2

2014年2月に営業を開始した「山九チカラン物流センター」の2期倉庫として、同じ敷地内に新設した倉庫スペースは2万8629平方メートルと、1期倉庫と合わせて4万平方メートル近い面積に拡大した。立地する東部工業団地の中でも最大級の大型物流センターとなる。

同センターは1期倉庫が開設後数か月で満床となり、その後も大規模物流センターに対するニーズが高いことから、当初の計画を前倒しして開設した。営業開始後は電子部品から化学品、一般消費財など幅広い貨物に対応する。

設備面では、幅広い顧客ニーズに対応する空調完備の流通加工作業場を配備、将来的にニーズに応じて定温貨物やハラル対応貨物を取り扱える設計とした。

オペレーション面では、自社開発した倉庫管理・ワイヤレスハンディシステムを標準導入し、モニタリングディスプレイをセンター内に配置するなど、在庫管理の精度を高めるとともに、作業の「見える化」を意識した仕組みを構築した。

■新倉庫の概要
名称:山九チカラン物流センター2期倉庫
所在地:西ジャワ州ブカシ県デルタマスシティー内KITIC(キティック)工業団地
開設日:2016年1月4日
倉庫面積:1期と合わせて3万9936平方メートル
1期倉庫の面積:一般倉庫9322平方メートル、危険品専用倉庫1985平方メートル
2期倉庫の面積:一般倉庫2万8629平方メートル、2階建て流通加工作業場657平方メートル
敷地面積:6万3751平方メートル