山九、インドネシアに初の自社物流拠点開設

拠点・施設山九は27日、インドネシア法人の山九インドネシア国際（ジャカルタ）が今月10日に同国西ジャワ州ブカシ県に自社物流センター「山九チカラン物流センター」を開設した、と発表した。同社グループがインドネシアに自社物流拠点を設けたのは初めて。

物流センターは敷地面積6万3792平方メートル、一般倉庫面積9322平方メートルを備え、一般倉庫のほかに1985平方メートルの危険品倉庫も併設した。また今後、2階建て構造の第二期倉庫（倉庫面積3万平方メートル）を計画しており、最終的には総倉庫面積が4万平方メートルに拡大する。

センター内では同社が独自に開発したワイヤレスハンディシステムを標準導入し、作業員はタブレット端末を使用しながら、高精度な在庫管理・作業進捗管理を行う。

ジャカルタ中心部から東方37キロに位置し、日系企業の進出が続くグリーンランド工業団地内に立地。同国の主要港であるタンジュンプリオク港にも近い。

山九インドネシア国際は1974年に設立され、エネルギー関連