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山九、インドネシアに「日本品質」の新倉庫建設

2014年10月16日 (木)

ロジスティクス山九、インドネシアに「日本品質」の新倉庫建設山九は16日、インドネシア現地法人の山九インドネシア国際(ジャカルタ)が西ジャワ州ブカシ県に新倉庫「山九チカラン物流センター2期倉庫」を開設すると発表した。

新倉庫は、2月に開設した「山九チカラン物流センター」の2期倉庫として同じ敷地内に建設する。1期倉庫建設時から計画していたが、顧客の要望を受けて計画を前倒しして建設するもの。

2016年4月にオープンする新倉庫の面積は、2万8629平方メートルと1期倉庫(1万1307平方メートル)の3倍近い規模になる。自動車部品、化学品、一般消費財などを扱う。

インドネシア東部工業団地では物流センターの集約ニーズが強く、今後もその傾向が続くと見られているが、同社は「日本と同等の品質を提供できる物流センターは少なく、大型倉庫建設に耐えうる用地の確保も極めて困難な状況」だとして、新倉庫の優位性を強調。

今回のチカラン物流センターは、自社開発した倉庫管理・ハンディシステム「Web@Lincs/Plus!」(ウェブリンクスプラス)を標準導入し、モニタリングディスプレイをセンター内に配置するなど、高精度な在庫管理・作業進捗管理を行う仕組みを整えた。

また、顧客の大型倉庫ニーズにも対応できる施設品質・拡張性を兼ね備えた、インドネシア東部地区の「最高品質の物流センター」に位置づけて運用する。

山九チカラン物流センター2期倉庫の概要
所在地:西ジャワ州ブカシ県デルタマスシティー内KITIC(キティック)工業団地
開設:2016年4月
着工:2015年2月
敷地面積:6万3751平方メートル
倉庫面積:3万9936平方メートル(1+2期)
2期倉庫の一般倉庫面積:2万8629平方メートル※2階建構造
1期倉庫の一般倉庫面積:9322平方メートル
同危険品専用倉庫面積:1985平方メートル
取扱品目:自動車部品、化学品、一般消費財など