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三菱ふそう、5954台リコール、操舵不能のおそれ

2011年9月27日 (火)

行政・団体国土交通省は27日、三菱ふそうトラック・バスから同社製トラック「キャンター」など4車種で、ベベルギア(かじ取り装置)内のナットが緩み、操舵不能になるおそれがあるとして、リコールの届出があったと発表した。

 

対象車種は2010年9月13日から今月20日までに製作された「ふそうキャンター」「ふそうエアロエース」など4車種5954台。

 

不具合は、ベベルギアの製造工程管理が不適切なため、操舵力を伝える歯車を固定するナットの締付けが不十分なものがあり、そのままの状態で使用を続けるとナットが緩み、操舵不能となるおそれがあるというもの。市場からの情報で発覚した。

 

これまでに2件の不具合が報告されているが、事故は発生していない。

 

三菱ふそうトラック・バスは、使用者に対してダイレクトメールか直接訪問して通知し、ナットの締付け状態を点検し、緩みが認められた場合は良品のベベルギヤに交換。

 

その上で、改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアロックストライカー付近か、運転者席左側ドア開口部シリアルナンバープレート付近にステッカーを貼付する。

 

■対象車両など詳細は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/000167043.pdf