行政・団体国土交通省は28日、三菱ふそうトラック・バスが中型トラック「ファイター」のリコールを届け出たと発表した。対象は1車種計19型式で、2019年8月7日からことし1月14日までに製造された計8938台。
運転席のシートベルトバックルに取り付けられている装着状況を検知するためのセンサー用ハーネスの設置が不適切なため、使用過程でバックルがハーネスを挟み込むことがあり、繰り返しによりハーネスが損傷するとともに、シートベルト非装着警告灯と警報ブザーが誤作動するおそれがある。
市場からの報告によるもので、不具合件数は28件。事故の報告はない。三菱ふそうトラック・バスは、全車両の運転席のシートベルトバックル一式を対策品に交換する。