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国交省、貨物列車の安全性向上に向け検討会設置

2016年1月15日 (金)

行政・団体国土交通省は15日、運輸安全委員会から昨年12月17日に提出された「貨物列車走行の安全性向上に関する意見」の指摘を受け、貨物列車走行の安全性向上に関する検討会を設置し、19日に初会合を開くと発表した。

検討会は鉄道事業者、鉄道車両メーカー、貨物利用運送事業者、荷主、研究機関などの関係者で構成。19日の会合では、江差線などの貨物列車の脱線事故について説明するとともに、今後の検討会の進め方を話し合う。

運輸安全委は、国土交通大臣に提出した意見書の中で、鉄道貨物輸送にかかわる全国の旅客鉄道事業者、車両管理、運転などを担う貨物鉄道事業者、貨車を製作する鉄道車両メーカー、貨物の積載を担う貨物利用運送事業者――といった関係者に広く周知し、「荷主や研究機関を含めた関係者が連携・協調して検討を深めることが必要」だと指摘していた。