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2050年の物流倉庫、1.3億m2減少の見通し

2011年9月28日 (水)

ロジスティクス一五不動産情報サービスは28日、2050年の物流倉庫ストック見通しなどをまとめた調査レポート「人口減少社会における物流倉庫ストックの長期展望」を公表した。レポートによると、物流倉庫のストックは、2010年の5億平方メートルから、2050年には3.7億平方メートルに縮小する。

 

物流倉庫ストックは、1980年代に3-5%程度の比率で増加していたが、その後は縮小傾向を辿り、2000年代は0-1%程度となった。人口一人当たりの物流倉庫ストックの床面積でみると、1980年は1人につき2.2平方メートルだったが、2010年には3.9平方メートルまで増加した。

 

一五不動産情報サービスが人口比を用いて推計した物流倉庫ストックの見通しでは、2010年の5億平方メートルから2050年には3.7億平方メートルまで縮小する。

 

新規着工面積の将来推計は、2020年代から30年代に1年当たり1000万平方メートル前後の新規着工の可能性があり、先行き40年間(2011年-50年)の新規着工面積の平均値は846万平方メートルとなる。

 

■調査レポートの詳細は下記URLを参照。
http://www.ichigo-re.co.jp/img/162/20110928_report.pdf