サービス・商品Quanmatic(クオンマティク、東京都新宿区)は23日、カインズの配送サービス「CAINZお届け便」において、量子計算技術を用いたダイナミック配送システムを導入し、ことし7月から本格運用を開始したと発表した。
同システムは、配送件数や店舗間の需要に応じてリアルタイムで最適な配送ルートを算出するもので、関東・関西圏を中心に全国21店舗で導入。導入前は車両台数が21台必要だったが、同技術により15台に最適化され、配送効率は従来比で30%向上した。
CAINZお届け便は都市部を対象とした当日配送サービスで、2024年の年間配送件数は2万件を超えていた。今後、配送対象店舗の拡大に伴い、より複雑な配送網への対応が求められるなかで、量子計算技術は効率的な車両運用とサービス品質の両立を支える手段として注目されている。
Quanmaticは、今後も量子技術による物流分野の効率化や社会課題の解決に取り組む方針だ。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。















