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堀場エステック、福知山で半導体R&D新棟稼働

2025年12月24日 (水)

拠点・施設HORIBAグループの半導体事業を手がける堀場エステック(京都市南区)は18日、京都府福知山市の京都福知山テクノロジーセンターで新棟の本格稼働を開始したと発表した。半導体プロセス制御機器の研究開発拠点で、主力製品であるマスフローコントローラー(MFC)の品質向上と製品開発の加速を目的に整備された。新棟では気体流量校正設備と液体気化実験設備の処理能力を2倍に拡張。微小から大流量までの幅広い試験・校正に対応可能となった。さらに、プラズマ実験室やエンジニアリング室を新設し、デジタルツイン技術の活用による高機能化や寿命予測など高度な研究開発体制を整えた。

(出所:堀場エステック)

また、温室効果ガスの無害化装置や測定機器の開発にも着手し、環境負荷低減に向けた取り組みを推進。2026年春には隣接地で新工場も稼働予定で、生産との連携を強化し半導体分野の成長を加速させる構えだ。

延床面積は5642平方メートルで従来の4倍、投資額は40億円。従業員数は35人で、28年までに70人体制への増強を計画している。

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