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GBP、新工場で太陽光パネルの生産・回収一体化

2025年12月24日 (水)

拠点・施設GBP(東京都港区)は23日、茨城県北茨城市で自社工場の建設を開始したと発表した。

新工場は、旧型太陽光パネルの互換品、変圧器、直流接続箱・交流集電箱、ケーブルなどの製造に加え、太陽光パネルの回収・選別・リサイクル機能を備える予定。設計から製造、最終出荷まで一貫した品質管理体制を構築し、同社製品の全ラインアップの生産に対応する。建設地は市内の工業用地で、完成次第、順次稼働を開始する。

▲工場イメージ(出所:GBP)

国内では再生可能エネルギーの主力電源化を背景に、新設・更新両面で太陽光発電所の需要が拡大しており、製品の安定供給と納期対応力が求められている。GBPは、自社工場によってサプライチェーンの信頼性を高め、品質基準の維持と全国規模の物流最適化を進める考え。

また、今後排出が増加する見込みの使用済みパネルについては、リサイクル体制の整備を通じて適正処理を進め、資源循環の促進に寄与する。国内市場の安定供給体制の構築を足がかりに、グローバル展開も視野に入れている。

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