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日立物流ファイン、危険物倉庫群併設の新拠点開設へ

2016年1月18日 (月)

ロジスティクス日立物流は18日、同社傘下の日立物流ファインネクストが化学品などを取り扱う荷主の物流ニーズに対応するため、茨城県古河市に新たな物流拠点「首都圏ケミカルセンター」を2017年2月に開設する、と発表した。

▲左側8棟が危険物倉庫群、右側奥はプロロジスから賃借する一般倉庫

▲左側8棟が危険物倉庫群、右側奥はプロロジスから賃借する一般倉庫

新センターは、8棟で構成する危険物倉庫群と一般物倉庫が併設された一体運営型で、危険物を取り扱う物流センターとして内陸型では国内最大級の規模になる見込み。

都市計画法で住宅などの建設が制限されている北利根工業団地内に立地していることから、将来にわたって安定した危険物の管理が可能になる。

新4号国道や圏央道の境古河IC、五霞ICへのアクセスに優れ、首都圏だけでなく全国への広域配送に適している。

危険物倉庫群と一般物倉庫の一部に空調設備を導入し、温度管理が求められる高付加価値商品や危険物該当医薬品の保管に対応する。

■物流センターの概要
名称:日立物流ファインネクスト首都圏ケミカルセンター
所在地:茨城県古河市北利根8番4号
建屋仕様:危険物倉庫群=平屋×8棟、一般物倉庫=地上2階建×1棟
敷地面積:4万5100平方メートル
延床面積:2万9300平方メートル(危険物倉庫群+一般物倉庫)
危険物倉庫群(自社倉庫)の面積:7400平方メートル
一般物倉庫(賃借倉庫)の面積:2万1900平方メートル(庇部分除き1万9700平方メートル)
接車バース:31バース(一般物倉庫)
主な取扱商品:化学品など
稼働時期:危険物倉庫群2017年2月、一般物倉庫2017年5月