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トヨタL&F、国内フォーク販売で50年連続首位達成

2016年1月20日 (水)

荷主豊田自動織機は20日、トヨタL&Fカンパニーの国内フォークリフト販売台数が昨年3万6761台となり、50年連続のシェアトップを達成した、と発表した。

同社は1956年にフォークリフトの初号車を発売してから16年に60周年を迎えるが、66年に初の国内販売台数で首位を記録してからは、50年連続でその座を堅持している。

15年の国内フォークリフト市場は前年に続き高水準で推移し、7万8620台となった。環境意識の高まりを背景に、ディーゼル車の排出ガス規制強化や電動車への移行が進むなど、市場環境は大きく変化したが、トヨタL&Fではエンジン車の排出ガス規制対応、電動車の性能向上を図るとともに、燃料電池車の早期実用化に向けた研究開発に取り組んでいる。

同社では「人口減少・少子高齢化による物流分野での労働力不足の深刻化に対し、トヨタL&Fの改善ノウハウと、自動倉庫・AGVなどの自動化機器などを組み合わせた効率化を提案し、今後も顧客の最適な物流環境の構築をサポートしていく」としている。