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三菱倉庫・3Q、物流の減益分を不動産でカバー

2016年1月29日 (金)

ロジスティクス三菱倉庫が29日に発表した2015年4-12月期連結決算は、港湾運送事業で貨物取扱量が減少したものの、倉庫、陸上運送事業の取扱量が増え、円安で国際運送取扱事業が増収となったことなどを受け、売上高は54億5000万円(3.6%)増収の1569億9900万円となった。

貨物取扱量の増加に伴い、作業・運送委託費が増加したほか、倉庫・港湾施設の借受け、運送車両の増強で施設賃借費、減価償却費が増加、物流事業で減益となった。

不動産事業の収益性が向上したことで、物流事業の減益分をカバー。全体の営業利益は1%の増益を確保した。

[三菱倉庫]2016年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)

 2016年3月期
第3四半期
2015年3月期
第3四半期
増減
売上高
156,999151,5483.6%
営業利益
8,7618,6751.0%
経常利益
10,78611,255-4.2%
当期純利益
7,9187,8121.4%