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三菱製鋼、中国にスタビライザ生産拠点を新設

2016年2月1日 (月)

荷主三菱製鋼は1日、中国にスタビライザを月間10万本生産できる新拠点を設け、2017年4月から量産を開始すると発表した。既存設備を活用し、投資額は5億円に抑える。

同社は自動車サスペンション用ばね事業で、メキシコ・中国・欧州に進出する方針を表明しており、今回の中国拠点もその一環に位置付ける。

すでに中国では自動車サスペンション用巻ばねの生産拠点を展開しているが、新たにスタビライザを生産することで、生産品目の拡充を図るとともに、現地調達ニーズに対応する。

寧波菱鋼弾簧(浙江省寧波市)の既存工場設備を有効活用し、初期投資を抑制しながら、短期間で生産設備を導入する。