国際中国物流購買連合会(CFLP)は16日、全国の主要商品50品目の価格動向をまとめた週報(3月9日-13日)を公表した。前週と比べて価格が上昇した商品は34品目(68%)、下落は10品目(20%)、横ばいは6品目(12%)となり、全体として上昇品目が大きく上回った。化学品やエネルギー関連を中心に値上がりが広がった。
分野別では、化学品の平均価格が前週比13.9%上昇と最も伸びが大きく、次いでエネルギーが8.9%、農産品が2.0%上昇した。鉄鋼など黒色系は0.5%、非鉄金属は0.4%と小幅上昇にとどまった。一方、鉱産品は0.2%下落した。
個別品目では、石油化学関連の値上がりが目立った。ポリエチレンは8780.8元/トンで前週比20.5%上昇し、PTA(高純度テレフタル酸)は6678.5元/トンで18.6%、ポリエステル短繊維は8429元/トンで18.2%上昇した。ポリプロピレンやPVC、スチレン系合成ゴムなども10%以上の上昇となり、化学原料の価格が大きく動いた。
エネルギー分野では燃料価格の上昇が顕著だった。ガソリンは9542.8元/トンで15.7%、ディーゼルは7776元/トンで14.4%上昇し、船舶燃料油も10.5%上昇した。天然ガス価格は5478.1元/トンで横ばいだった。物流コストに直結する燃料価格の上昇は、中国国内の輸送コストや製造コストに波及する可能性がある。
鉄鋼製品は小幅な上昇にとどまり、熱延コイルは0.9%、冷延コイルは0.8%、鉄筋は0.6%の上昇となった。農産品では大豆が3.1%、トウモロコシでん粉が2.9%、小麦が1.3%上昇し、食品関連原料も上昇傾向を示した。
一方、下落した品目では、精錬スズが38万9835.9元/トンで前週比5.2%下落、酸化プラセオジム・ネオジムも5.2%下落した。コークスも2.6%下落し、製鉄原料の一部は軟調だった。
同調査は中国全土(香港・マカオ・台湾を除く)の主要流通企業や生産企業、電子取引市場などのデータを基に算出したもので、価格は流通費用や税などを含む人民元建て現物価格を用いている。
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