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JMU、川崎汽船向け低燃費自動車船を引渡し

2016年2月9日 (火)

荷主ジャパンマリンユナイテッドは9日、有明事業所(熊本県長洲町)で建造していた川崎汽船向け低燃費・低排出自動車運搬船「ドライブグリーンハイウェイ」を引き渡した。

JMU、川崎汽船向け低燃費自動車船を引き渡し

ドライブグリーンハイウェイは、パナマ運河拡張に対応した幅広新船型の次世代型自動車運搬船で、大幅な積載車両数の増加とCO2排出量の低減を両立。一般的な乗用車だけでなく、重建機・鉄道車両なども搭載可能なデッキ構成となっている。

自動車運搬船は、一般的に喫水線上の船体部が大きく、ほかの船種に比べて風の影響を受けやすくなるが、新造船は船首部に風圧抵抗低減形状を採用し、風による抵抗を低減した。

ソーラーフロンティア製の太陽光発電システムを搭載し、晴天時には車両甲板内のLED照明で電力を賄い、船内発電機による燃料消費を抑制する。