川崎汽船、最新環境性能の自動車船を横浜でお披露目

ロジスティクス川崎汽船は16日、ジャパンマリンユナイテッド有明事業所で、7500台積み自動車運搬船10隻シリーズの3船目となる「ドライブグリーンハイウェイ」が9日竣工し、12・13日に横浜港大さん橋国際客船ターミナルでお披露目式と見学会を開催した、と発表した。

同社は「最先端の技術」を結集して「究極の省エネと環境保全」を追求するドライブグリーンプロジェクトとして新造船の建造を進めてきた。

ドライブグリーンハイウェイは、幅広デザインを採用して積載可能台数を20％増やすとともに、先進の環境技術を採用することで、輸送車両1台あたりの二酸化炭素（CO2）排出量を25％以上、窒素酸化物（NOx）を50％以上、硫黄酸化物（SOx）を90％以上削減する。

■ドライブグリーンハイウェイの概要
主要寸法：全長199.99メートル×幅37.5メートル×深さ38.23メートル
載貨重量：2万34トン
総トン数：7万6387トン
船籍：パナマ