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三菱電機、被災した郡山工場に新たな製造棟

2011年10月12日 (水)

荷主三菱電機は12日、東日本大震災で被災したコミュニケーション・ネットワーク製作所の郡山工場(福島県郡山市)に映像監視システムの製造棟を建設すると発表した。

 

同社の映像監視システム中核工場である郡山工場は、東日本大震災で構内建屋が損傷。5月10日に使用可能な建屋で操業を再開し、被災前の生産能力を回復している。

 

新製造棟は、損傷の著しい建屋を解体して敷地内に新たな製造棟を建設。太陽光発電システム、LED照明などの省エネ技術を導入することで、二酸化炭素(CO2)排出量を年間で約180トン削減するエコファクトリーとする。2012年6月の稼働を目指す。

 

建物は鉄骨平屋建て、建築面積約4400平方メートルで、主に映像監視システムを製造する。投資額は約13億円。環境・省エネ対策として、太陽光発電システム(発電容量400kW)、LED照明約1000本、エネルギー管理システムなどを導入。