国交省、トラック長時間労働抑制へ協議会19日開催

行政・団体国土交通省は19日、トラック運送業の長時間労働の抑制に向けた環境整備を進めるため、学識経験者や荷主、物流事業者で構成する協議会の会合を開催する。

昨年9月に実施したトラック輸送状況の実態調査の結果を公表するほか、パイロット事業、生産性向上のための補正予算、運賃・料金などについて話し合う。

国交省では、「トラック運送業の長時間労働抑制、適正運賃の収受を実現し、生産性を向上させるためには、荷主などを含めた関係者が一体となって取り組みが不可欠」だとして、産官学で構成する協議会として「トラック輸送における取引環境・労働時間改善中央協議会」と「トラック運送業の生産性向上協議会」の2組織を設けており、今回は3回目の開催となる。