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鴻池運輸、東大阪流通センターを移転、温度管理に対応

2011年10月14日 (金)

メディカル鴻池運輸は14日、東大阪第2トラックターミナル内に東大阪流通センター営業所の配送センター「東大阪流通センター」を移転し、10月1日から本格的に業務を開始したと発表した。

 

東大阪流通センターは、大阪府都市開発が整備した、ドライ倉庫と定温倉庫(5度-20度)併設の4階建て倉庫面積1万7200平方メートルの大規模センターになる。今回の移転により、東大阪流通センター営業所の倉庫総面積は1.7倍となる。

 

新センターは、外壁に太陽光発電設備を設置したほか、屋根部分に熱を遮断する「遮熱塗装」の塗装、センター内の照明(約450台)に「省エネ照明器具エコフューチャー」の取り付け、ガスヒートポンプエアコン3台の設置――といった環境対策を備えた省エネ型配送センターで、節電やCO2削減に配慮した。

 

また、近畿自動車道と阪神高速道のインターチェンジに近接し、近畿だけでなく全国配送にも適しており、一般配送業務から産業廃棄物の回収、セキュリティスペースを活用した文書・記憶媒体の保管配送業務、薬品・化学製品・フィルムなど的確な温度管理が必要な商品の保管可能な定温倉庫(5度-20度)――など、幅広い業務を行うことができる。

 

■新配送センター「東大阪流通センター」の概要
所在地:東大阪市本庄東1-43東大阪第2トラックターミナル内
敷地面積:7万3000平方メートル
構造:鉄骨4階
倉庫面積:1万7200平方メートル(ドライ倉庫1万2700平方メートル、定温倉庫4500平方メートル)
取扱商品:ガス機器、補修用部品、家電製品、機密文書、樹脂、医薬品