ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

船主協会、商船系5高専と4回目の情報交換会

2016年2月19日 (金)

ロジスティクス内航船員確保へ情報交換会日本船主協会は、優秀な日本人船員を確保するための広報活動の一環として、商船系の国立高専5校と同協会の会員内航船社が率直に意見を交換する情報交換会を東京で開催した。5高専との情報交換会は4回目。

2月5日に同協会会議室で開催した情報交換会には、富山高専(商船学科)、鳥羽・広島・大島・弓削の商船高専の教員6人と内航船社20社から30人が参加。高専側が学生の在籍状況や乗船実習の時期、進路志望傾向と実際の進路状況を説明し、続いて内航船社が事業概要や船員規模を紹介した。

その後、高専側からあらかじめ寄せられた「内航船社での5高専卒業者のキャリアパス」や「新人船員採用にあたって重視する資質」「女性の採用」などの質問に対し、各社が情報や考えを示した。

内航船社側は「学校訪問の時期」や「学生が船会社に対しどういった情報を要望しているか」「インターンシップの実施状況」などを質問、学校側が関連情報を示した。

最後に双方の説明を踏まえた質疑応答を行い、将来の内航海運業界を支える優秀な新人船員の養成に向け、連携強化を継続していく必要性を確認して終了した。