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船主協会、海技大学教員らと情報交換会

2017年6月13日 (火)
空白

ロジスティクス日本船主協会は12日、内航ワーキンググループが中心となって、海技教育機構本部や傘下の海上技術学校、海上技術短期大学校、海技大学校の教員らと意見交換する「情報交換会」を都内で7日に開催したと発表した。ことしで8回目。

船主協会は、2008年7月に「人材確保タスクフォース(TF)」を設置し、優秀な日本人船員確保のための広報活動を行っており、内航関係については同TFの中に内航ワーキンググループを置いて具体的な活動を進めている。

会場には、海技教育機構本部、小樽、館山、口之津、唐津の海上技術学校、宮古、清水、波方の海上技術短期大学校、海技大学校8校の教員と内航船社19社から27人が参加。

情報交換会では、技教育機構本部から入試状況や就職状況など、機構の概要と、新規学校卒業者求人取扱日程変更について報告した後、海技教育機構側から提起された「各種就職活動に関する最適な日程」「今後の船員需要状況に対する業界の認識」「女性船員の海運業界への社会進出」について意見交換を行った。

生徒に対する指導法や若年船員養成の現状、各校のカリキュラムなど、内航船社や海技教育機構からはさまざまな意見があがった。また、将来の内航海運業界を支える優秀な新人船員の養成に向け、引き続き連携強化に取り組む必要性を確認して終了した。

(画像:小田副会長の挨拶)