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両備HD、ベトナム低温倉庫建設へ資金調達

2016年2月29日 (月)

拠点・施設国際協力銀行は26日、両備ホールディングス(岡山市北区)に対し、「海外展開支援融資ファシリティ」の一環として910万米ドル(10億3174万円)を融資すると発表した。三井住友銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は1300万ドル(14億7392万円)相当。

両備HDがベトナム現地法人「両備ベトナム」を通じ、ホーチミン市の工業団地で冷凍・冷蔵倉庫を運営するために必要な資金を融資する。

同社はベトナムで日本食を含む生鮮食料品などの流通・拡販に欠かせない高品質なコールドチェーンを提供し、冷凍・冷蔵倉庫市場シェアの獲得を狙う。

今回の融資は、こうした同社の海外事業展開を支援することで、日本の強みを活かした高品質な食の物流システムの構築につながると判断。政府の「グローバル・フードバリューチェーン戦略」「インフラシステム輸出戦略」「クールジャパン政策」といった施策にも合致するとして、支援を決めた。