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公取委、西鉄・バンテック・ケイラインロジの審判請求棄却

2011年10月19日 (水)

話題公正取引委員会は19日、西日本鉄道、バンテック、ケイラインロジスティックスに対し、3社が行った審判請求を棄却する審決を行ったと発表した。西鉄、バンテックは既に棄却審決を受けたと発表している。

 

公取委によると、3社は他社と共同して国際航空貨物利用運送業務の運賃、料金について、荷主向け燃油サーチャージ、一定額以上のAMSチャージ、一定額以上のセキュリティーチャージ、一定額以上の爆発物検査料――を荷主に請求することで合意することにより、公共の利益に反して国際航空貨物利用運送業務の取引分野で競争を実質的に制限していた。

 

こうした違反行為は2004年11月12日から2007年11月11日まで行われ、西鉄は8億5196万円、バンテックが4億1789万円、ケイラインロジスティックスが3億2078万円の課徴金納付命令と排除措置命令を受けた。