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原木地区からセンター移転

郵船ロジ、市川塩浜に複合一貫輸送対応の新拠点

2016年3月3日 (木)

ロジスティクス2wgr5l18郵船ロジスティクスは3日、千葉県市川市に新たな物流拠点「市川塩浜ロジスティクスセンター」をオープンし、1日に本格稼働したと発表した。

これまで原木地区で原木ロジスティクスセンターを運営し、航空貨物を中心に保管や流通加工、配送などのロジスティクスサービスを提供してきたが、高まる物流需要に対応するため、原木から移転した。

新拠点は成田空港と羽田空港の中間に位置し、東京港へも近い首都圏物流の結節点となる立地を生かし、国内配送だけでなく、海上・航空の物流ニーズに対応し、荷主のニーズに適した複合一貫輸送を提供する。

新拠点はプロロジスが開発した「プロロジスパーク市川1」の一部を借り受ける形で開設。同施設は全体の延床面積が15万平方メートルと広大で、今後の物流需要に応じて拡張を検討する。

建物は最新の免震プレストレスト・プレキャストコンクリート構造を採用し、地震発生時にも建物内の安全性を高めており、施設とともに敷地のセキュリティを24時間確保。AEO・TAPAなどの認証を取得するために基礎となるインフラも整備されている。

同社はこうしたハードを活かしながら、最新のIT技術を駆使して顧客ごとに必要なシステムを構築し、要望に沿った一貫複合輸送サービスをコーディネートする。

■市川塩浜ロジスティクスセンターの概要
所在地:千葉県市川市塩浜1-7-2プロロジスパーク市川1内
延床面積:4872.09平方メートル(うち郵船ロジ専有部分1476.39坪)
特殊設備:免震プレストレスト・プレキャストコンクリート構造
セキュリティ対策:24時間警備員常駐
機能:一般貨物蔵置場