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全日空商事と共同事業

凸版印刷、訪日旅行者向け「取り置きサービス」開始

2016年3月7日 (月)

EC凸版印刷は7日、全日空商事(東京都港区)と共同で、訪日外国人旅行者向け「取り置きサービス」の販売を3月から開始する、と発表した。

訪日外国人旅行者が、旅行前に日本の商品を予約し、訪日時に指定した店舗を訪問し、予約に基づいて取り置きしてあった商品を購入できるようにするサービスで、英語、繁体字、簡体字に対応。買いたい商品を確実に購入できるようにすることで、訪日時の旅行者のショッピングの利便性を高める。

取り置きサービスを利用して商品を販売する流通業、メーカーなどの参加企業は、消費意欲の高い個人旅行者へ、旅行前にアプローチできるほか、事前に人気商品を把握することが可能になるため、品揃えや在庫調整が容易になる効果を見込む。

凸版印刷は、取り置きサービスのサービスの基盤となる受発注システムの構築と運用を担当するほか、参加企業への本サービスの営業拡販を担う。

このサービスを利用する場合の費用は初期費用が10万円から、運用費用も月額10万円からで、凸版印刷は百貨店、スーパーマーケット、ドラッグストアなどの流通業や、飲料、食料、衣料メーカーなどを対象に利用企業の拡大に取り組み、2016年度に10社40店舗の参加を目指す。