中部運輸局、中部空港で手ぶら観光の実証調査

国内中部運輸局は17日、中部国際空港を発着利用する訪日外国人旅行者を対象に、「手ぶら観光サービス」の拡充に向けた実証調査を実施すると発表した。

同空港を発着利用する訪日外国人旅行者の移動負担の軽減、観光地でのコインロッカー、二次交通での荷物置場の不足などの解消を目指す。

手ぶら観光サービスの利用を希望する訪日外国人旅行者は、中部国際空港到着時にスマートフォンなどで登録手続きを行い、名古屋市内の調査協力店舗で商品購入の際、店舗設置端末機にスマートフォンなどをかざすたけで、中部国際空港から出国時に買い回り商品を一括して受け取ることができる。

調査は19日から開始し、3月19日に宅配運送事業者の店舗集荷を終了、3月21日に訪日外国人旅行者の中部国際空港での荷物受取を終える。調査の企画・設計を中部運輸局が、システム開発をヤマトシステム開発が、買い回り商品配送をヤマト運輸がそれぞれ担う。

名古屋三越栄店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、ビックカメラ名古屋駅西店、ドン・キホーテ名古屋栄店、マツモトキヨシ広小路伏見PART2店、本間ゴルフ名古屋店が協力する。