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JR貨物、グループ4社を2社に再編・統合

2016年3月16日 (水)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は16日、グループ会社を再編すると発表した。日本フレートライナーとJR貨物・インターナショナル、ジェイアール貨物・関西ロジスティクスとジェイアール貨物・山陽ロジスティクスをそれぞれ統合する。

日本フレートライナーは特積み・引越し事業者に鉄道利用運送サービスを、ジェイアール貨物・インターナショナルは国際フォワーダー・船社に鉄道利用運送・通関サービスを提供しているが、3月31日付で日本フレートライナーを存続会社とする吸収合併を実施。

これにより、輸出入貨物をターゲットに鉄道・トラック集配・通関の各サービスを一貫提供し、「鉄道輸送を基軸とした総合物流事業体制」を構築する。ジェイアール貨物・インターナショナルの主要顧客となっている国際フォワーダーと日本フレートライナーの既存国内輸送ネットワークを結びつけ、輸出入貨物の国内鉄道輸送拡大を図る。

また、京阪神地区と岡山・山陰・四国でそれぞれ鉄道業務受託とトラック事業を展開するジェイアール貨物・関西ロジスティクス、ジェイアール貨物・山陽ロジスティクスの2社では、合併によって会社規模の拡大を図り、トラック事業の営業体制を強化するとともに、山陽本線沿線地区へ集中的に資本を投入し、グループ外部からの収入拡大につなげる。