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SGホールディングス、グループの女性比率3割目指す

2011年10月27日 (木)

話題SGホールディングスは26日、女性従業員の活躍推進とワークライフバランスの推進を目的としたグループ横断の「わくわくウィメンズプロジェクト」を設置し、21日から活動を開始したと発表した。

 

5月21日にSGホールディングスと中核会社の佐川急便の女性従業員10人による「わくわくウィメンズプロジェクト」準備委員会を立ち上げ、課題抽出、施策実現に向けた検討を行ってきた。

 

検討を踏まえ、21日からプロジェクトをSGホールディングスグループ全体に拡げ、グループの各事業会社に担当者を配置し、女性が活躍できる職域の拡大、家庭と仕事の両立支援での規程の見直し、キャリア支援など、準備委員会で策定した施策を実施する。

 

宅配便事業を展開する佐川急便では男性のイメージが依然として強いが、トラックを使用せず台車や三輪自転車で集配するサービスセンターで、多くの女性従業員が勤務するなど、働く女性の雇用形態も多様化しており、女性中心で稼働するサービスセンターも増えつつあるという。

 

現在、グループ全体の従業員約7万人のうち、女性の割合は約20%に上っており、今後は女性比率をさらに高め、3年後に30%への引き上げを目指す。取り組みを促進するため、役員を中心としたダイバーシティ委員会を設置する。