ロジスティクス日本郵船は27日、ブラジルのカボタージュ運営・船舶保有会社「MaestraNavegacaoeLogisticaS.A.」社と、その運航関連会社2社へ資本参加すると発表した。
3社の新株を引き受け、総株式の10%を取得すると同時に、役員を1人派遣し、11月中をめどにブラジル国内コンテナ輸送サービスを開始することで合意した。ブラジルでは、運輸当局の規制により、当局が課す特定の要件を満たして認可を得た国内業者のみが国内沿岸輸送の権利を持つカボタージュ規制を敷いている。
これにより、日本郵船は1100-1600TEU型コンテナ船4隻による定曜日ウィークリーサービスを展開し、堅調なペースで成長しているブラジルの国内輸送に参画するだけでなく、マナウスと北東ブラジル地域へのアクセスを実現。母船(外航)とフィーダー船(内航)を同時に運営する。