中国日通が4回目のフォークコン、20人が出場

イベント日本通運は28日、日通国際物流（中国）が今月10日と11日の2日間にわたり、上海でフォークリフトオペレーターコンテストを開催したと発表した。

教育訓練の一環として2013年から始まった同コンテストは毎年3月に開催され、今回で4回目を迎えた。

コンテストの運営には、日本からフォークリフトオペレーター指導員2人を派遣したほか、過去のフォークリフトコンテストで優秀な成績を収め、指導員養成の特別訓練を受けた現地の指導員7人も参加。事前練習で出場者へ指導を行ったほか、コンテストの審査員を務めた。

初参加となる台湾日通と日通NECロジスティクス中国法人からもそれぞれ1人が参加し、中国本土、香港、台湾の東アジアブロック内の日通グループ会社から合わせて20人のフォークリフトオペレータ―が出場。学科・点検・運転の3科目（800点満点）の総合得点で順位を競った。

大勢の大会関係者が競技を見守る中、出場者は緊張しながらも日々の訓練の成果を披露。結果は上位6人が入賞者として表彰され、総合で744点の高得点を獲得した中国日通上海支店の李泉選手が見事優勝を果たした。