ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

鴻池運輸・鴻池社長「基本は現場、安全優先」

2016年4月4日 (月)

ロジスティクス鴻池運輸は1日、新入社員(事務技術職・事務専門職)45人を迎え、入社式を行った。鴻池忠彦社長による訓示は次の通り。

■鴻池運輸・鴻池忠彦社長の訓示(要約)
鴻池運輸・鴻池社長「基本は現場、安全優先」今後、退職するまで念頭に置いてほしいのは、鴻池グループの基本は「現場」にあるということ、安全はすべてに優先するということを全従業員が理解すること――の2つだ。

鴻池グループは、生産工程、一般物流、国際物流、医療関連、ファッション&アパレルなど10分野のサービスを顧客に提供している。年間の売上高は2500億円。国内外に215の拠点があり、従業員数は2万人以上。24時間365日、稼働している現場もある。基本は現場にあるということを常に念頭に置いてほしい。

また当社では、「ご安全に」が日常のあいさつになっている。私たちの責務は、当社とグループ会社の全従業員が、安全で安心して働くことのできる職場環境を実現すること。そのためには、安全はすべてに優先するということを全従業員が理解し、平常時にも異常時にも冷静かつ適切な対処ができるよう、訓練を繰り返すことが大切だ。

経営環境は全世界で起こっている出来事の影響を大きく受けながら変化している。刻一刻変化する世界情勢、顧客を取り巻く情勢をよく理解し、顧客から求められるであろうものを、こちらから先に提案していかなければならない。

行動指針として掲げる「チャレンジ」「チャンス」「コ・クリエイション」「コンティニュエイション」「コミットメント」に加え、もう一つ重要なのは「あらゆることに関心を持つ」こと。

あらゆることに興味と好奇心を持って観察すると、今まで見過ごしていたことが見えるようになってくる。さらに、観察を続けていると今度は、今まで見えなかった問題点が見えてくるようになり、さらに観察を続けていると、今度は、問題解決のヒントが見えてくるはずだ。そこまでくれば、あとはチャンスを待つだけ。今がチャンスだと思ったら、今度は思い切りチャレンジしてほしい。

結果が出るまで粘り強くチャレンジし続けてほしい。すべてのチャレンジが最初から上手くいくはずがない。成功の確率は5%以下だろうが、結果が出るまで粘り強くチャレンジし続けてもらいたい。