フェデックス、寺田陽次郎氏招きエコドライブ研修

エコドライブ技術を指南する寺田陽次郎氏

話題フェデラルエクスプレス（フェデックス）は7日、近畿地区の社員15人を対象に、特定非営利活動法人「次代の創造工房」がプログラムを提供するエコドライブ研修を実施したと発表した。

エコドライブ研修は、フェデックスが世界規模で取り組む環境プログラムの一環として日本で始まったもので、アジア太平洋地域のほかの市場でも実践している。

今回の研修では、ル・マン24時間耐久レースで史上最多出場記録を持つレーシングドライバーの寺田陽次郎氏を特別講師に招き、寺田氏による講演のほか、燃費計測器を搭載した車両の運転を通した環境に優しい省燃費運転の実技演習が行われた。

寺田氏は講義の中で、自身の経験に触れ「マシンもドライバーも限界に挑戦することが求められ、かつ給油量がルールで制限されている耐久レースでは、最終的にはマシンの性能ではなく、ドライバーの技術が勝敗を分ける」と紹介し、エコドライブの技術を学ぶ重要性を語った。