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フェデックス、アジア太平洋10か国でエコドライブ研修

2012年3月19日 (月)

ロジスティクスフェデラルエクスプレス(フェデックス)は19日、アジア太平洋地域の10か国(オーストラリア、中国、香港、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、台湾、タイ)でエコドライブ・プログラムを開始したと発表した。

 

プログラムはフェデックスで働くクーリエ(集配担当者)の運転習慣を変えることで、燃費効率を改善する狙い。取り組みは2009年に日本で始まったもので、日本ではいすゞ自動車の専門家が指導するエコドライブ研修として実施している。

 

また、エコドライブのメッセージを世間に広く伝え、ドライバーとノウハウを共有する目的で、より効率的な運転によって環境負荷を軽減する方法を紹介するビデオを制作。ビデオでは、加減速の少ない運転で定速走行といった工夫がいかに燃費効率の改善に役立つかなどの情報を紹介している。

 

同社ではエコドライブ研修のほかにも、電気自動車、代替エネルギーで駆動する車両や777型フレイターを導入し、より燃費効率の高い車両、航空機へ切り替えるために投資を拡大。今年度は、これまでの主力車両と比べて燃費効率が2倍以上の新型車両を約4000台導入しており、電気自動車とハイブリッド車の保有台数を過去2年に20%増やした。

 

同社はこれらの活動により、フェデックスは05年を基準として20年末までに燃費効率を20%改善する目標を掲げており、現在までに燃費効率は15.1%改善しているという。

 

■フェデックスが制作したビデオ(英語)
https://www.facebook.com/video/video.php?v=10100187457925223
http://www.facebook.com/FedExAPAC
http://www.youtube.com/fedex/?x=ZUIgTYvEEgs