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16年3月期

5/11の決算発表企業、近鉄エクス・福通・丸運など7社

2016年5月11日 (水)

財務・人事5月11日発表の企業は、近鉄エクスプレス(本決算)、福山通運(同)、丸運(同)など7社。

■近鉄エクスプレス
近鉄エクスプレスが11日に発表した前3月期決算は、昨年5月にAPLロジスティクスを買収した影響で売上高が28.4%増えた一方、APLロジの事業が活況感に乏しい基調で推移したほか、日本セグメントも減益となったことを受け、営業利益は7.3%の減益となった。

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近鉄エクスプレス
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
420,25228.4%125,09333.7%
営業利益
15,356-7.3%3.7%4,575-30.3%
経常利益
17,907-2.8%4.3%5,565-24.8%
当期純利益
9,773-6.8%2.3%2,535-48.6%

■福山通運
主力の運送事業で拠点網の拡充を進め、幹線輸送の見直しや関東・九州間の航空貨物の取り扱いに注力して翌日配達エリアの拡大を図ったことで増収増益となった。

福山通運
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
254,5650.2%62,5720.9%
営業利益
13,1392.7%5.2%2,5611.3%
経常利益
14,8266.5%5.8%2,8492.4%
当期純利益
9,91915.8%3.9%1,5600.1%

■丸運
丸運が11日に発表した前3月期決算は、トワード(佐賀県鳥栖市)との合弁事業からの撤退や国内石油需要の減少で9億7900万円の減収となった。一方、経常利益は不採算事業からの撤退や貨物輸送の保管・機工部門が好調に推移したことを受け、前期実績を3億2500万円上回った。

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丸運
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
47,924-2.0%11,854-5.5%
営業利益
97057.7%2.0%37316.2%
経常利益
1,05444.6%2.2%3785.3%
当期純利益
9871021.6%2.1%245-445.1%

■安田倉庫
物流事業部門は、陸運料、倉庫作業料が増収となった一方、保管料の減少や「戦略的な新規投資」による初期費用の増加で減益。

安田倉庫
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
38,7040.7%9,638-1.2%
営業利益
1,953-15.0%5.0%415-15.8%
経常利益
2,448-4.6%6.3%7003.6%
当期純利益
1,394-14.8%3.6%44719.5%

■東陽倉庫
前期は国内で通信会社向け配送拠点や危険品倉庫、書類保管拠点を新設し、化学薬品、食料工業品、化学工業品の取り扱いが堅調に推移。飲料は低調だった。海外ではタイで第2の現地法人を立ち上げた。

東陽倉庫
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
24,8037.3%6,1503.2%
営業利益
716-6.5%2.9%171-16.6%
経常利益
9134.6%3.7%190-15.6%
当期純利益
6317.4%2.5%142-236.5%

■兵機海運
外航海運事業が黒字に転換したものの、内航、港湾運送がともに大幅な減益。倉庫事業は1000万円の損失となったが、赤字幅は縮小した。

兵機海運
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
12,797-7.4%3,087-5.6%
営業利益
182-42.4%1.4%23-72.6%
経常利益
177-34.0%1.4%15-79.2%
当期純利益
113-2.2%0.9%10-73.0%

■東海汽船
一部の島で公共工事関連の輸送が増加し、貨物取扱量が全島で8万4000トン(前年同期は8万トン)に伸びたが、燃料価格の下落に伴い燃料油価格変動調整金収入が減少、減収につながった。

東海汽船
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
2,454-2.8%-8,812-6.3%
営業利益
-76-----370--
経常利益
-71-----391--
当期純利益
-58-----305--