ロジスティクス丸運が11日に発表した前3月期決算は、トワード(佐賀県鳥栖市)との合弁事業からの撤退や国内石油需要の減少で9億7900万円の減収となった。一方、経常利益は不採算事業からの撤退や貨物輸送の保管・機工部門が好調に推移したことを受け、前期実績を3億2500万円上回った。
丸運 | 2016年3月期本決算 |
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累計(百万円) | (前年同期比) | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | (前年同期比) |
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売上高 | 47,924 | -2.0% | 11,854 | -5.5% | |
営業利益 | 970 | 57.7% | 2.0% | 373 | 16.2% |
経常利益 | 1,054 | 44.6% | 2.2% | 378 | 5.3% |
当期純利益 | 987 | 1021.6% | 2.1% | 245 | -445.1% |
今期は売上高474億円(1.1%減)、営業利益9億8000万円(1%増)、経常利益10億5000万円(0.5%減)を見込む。最終利益は前期、丸運トワード物流からの撤退に伴い株式売却益を計上した反動で減少し、36.2%減の6億3000万円を予想している。