調査・データ帝国データバンクが4月末時点のデータベースをもとに調べた結果、ASEAN地域へ進出している日本企業は1万1328社にのぼることがわかった。製造業が4925社(構成比43.5%)で最多、2位は卸売業の2825社(24.9%)で、この2業種で全体の7割を占めた。
運輸・通信業は444社で全体の3.9%。ASEAN加盟10か国のうち、運輸・通信業の進出数が最も多いのはタイで191社、次いでシンガポールが151社となった。100社を超えたのは、105社だったベトナムを含めて3か国。
製造業でも最多はタイ(2454社)で、2位ベトナム(1061社)、インドネシア(1019社)の順に多かった。卸売業は1位タイ(1172社)、2位シンガポール(753社)、3位ベトナム614社――となった。