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春うららかな書房、中古在庫廃棄し特損計上

2016年5月19日 (木)

財務・人事春うららかな書房は19日、直営店舗を閉店する際にその店舗が保有していた中古コミック在庫を廃棄処分し、これに伴う棚卸資産廃棄損4000万円を2016年3月期の特別損失に計上すると発表した。

閉鎖店舗が保有していた中古コミック在庫は、タイトルごとに不揃いとなっている割合が高く、完結セット本として販売するのが難しい。このため、複合カフェなどの新規出店在庫やほかの用途で販売するにも「多額の費用が発生する」として、在庫を廃棄処分した。

この特別損失やほかの保証金貸倒損失を計上する見込みとなったことから、同社の前3月期決算は最終損益が8100万円の予想から6000万円近く少ない2100万円へと下方修正した。