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【タイ洪水、物流情報】レムチャバン港で大量滞貨

2011年11月21日 (月)

話題阪急阪神エクスプレス(11月21日午前時点)
阪急阪神エクスプレスが21日公表したタイの水害情報によると、洪水のピークは過ぎており、バンコク東部のバンチャン、ラッカバン両工業団地の洪水は回避された、との見方が強まっている。

 

アユタヤ県では、バンパイン工業団地の排水作業が完了し、近々入居企業の一部で操業が再開される見通し。また、ロジャナ、ハイテク両工業団地でも排水作業が始まっているという。バンコク港では、輸入コンテナ滞貨による混雑が徐々に回復に向かいつつあるものの、混雑解消には至っていない。

 

同社の日本発バンコク港向け海上混載サービスは先週分から一部再開したが、混雑の影響で引き取りに時間を要する見込み。レムチャバン港向け混載サービスは、現地港で大量の滞貨が続いているため、取扱を一部休止。ラッカバンICDでも、輸入貨物の引き取り遅延などにより、ICD内のコンテナ滞貨が続いている。

 

アユタヤ方面の幹線道路は状況が改善されつつあり、交通渋滞も前週に比べ大幅に改善されている。同社では、バンコク-チェンマイ間の輸送をサラブリ経由から従来のアユタヤ経由に戻し、定刻通り運行している。