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【タイ洪水、物流情報】ラッカバン工業団地周辺で浸水悪化

2011年11月11日 (金)

話題阪急阪神エクスプレス(11月11日午前時点)
阪急阪神エクスプレスが11日公表した、タイの水害情報によると、現地ではバンコク東部のバンチャン工業団地、ラッカバン工業団地周辺で浸水の悪化が伝えられている。

 

バンコク港では、休止していた輸入コンテナ貨物の積み下ろしが再開されたものの、コンテナ滞貨による混雑は依然解消されておらず、同社の海上輸送の日本発バンコク港向け混載サービスも今月分からサービスを休止している。

 

同社では、レムチャバン港向けは通常通り受託しているが、大量の滞貨が発生し、引き取りに遅れが発生している。ラッカバンICDでは、正面ゲートが浸水のため小型車の通行ができなくなっており、輸入貨物引き取り遅延などもあってICD内のコンテナ滞貨が続いている。

 

近鉄エクスプレス(11月11日午後1時時点)
近鉄エクスプレスが11日公表したタイの水害情報によると、午後1時時点で新バンコク(スワナプーム)国際空港、バンコク港、ラムチャバン港、ラッカバンICDは、通常通りオペレーションが行われている。

 

同社がまとめたバンコク近郊の工業団地の状況は次の通り。
ロジャナ工業団地:昨日までに水位下降し、1メートル程度となった。
ハイテク工業団地:排水作業開始。
ラッカバン工業団地:水位上昇中。厳戒態勢。多数企業が操業停止。
バンチャン工業団地:浸水が確認された。
バンプリ工業団地:現時点で浸水なし。注意勧告あり。
ウェルグロウ工業団地:現時点で浸水なし。注意勧告あり。