熊本TSが6月いっぱいで閉鎖、利用者落ち込み大きく

国内全日本トラック協会は6日、今月いっぱいで熊本トラックステーション（TS）を閉鎖すると発表した。

運営元の貨物自動車運送事業振興センターでは、内部の委員会からの答申を受け、利用者が大きく落ち込んでいるTS8か所の存続・廃止を検討。2014年度に浜田・神戸・大曲TSを、ことし3月に山梨・防府TSをそれぞれ閉鎖していた。

熊本TSの廃止もこの答申に沿ったもので、熊本地震が発生する前の段階で6月末に閉鎖する方針を固めていたという。

貨物自動車運送事業振興センターは「熊本地震の発生を受けて、TSのスペースを活用できればとも考えたが、実際にはほとんど利用ニーズがなかった」として、予定通り6月末の閉鎖を決めた。