山梨･防府TSが3月いっぱいで閉鎖、33か所に減少

ロジスティクス貨物自動車運送事業振興センターは3日、山梨と防府のトラックステーション（TS）を3月いっぱいで閉鎖する、と発表した。両TSの閉鎖により、全国のTSは33か所となる。

トラックステーションは2014年4月時点で38か所運営され、営業用トラックの立ち寄り件数も0.3％増の235万台となっていた。

しかし、立地によっては利用者数が大きく落ち込んでいるところもあり、同センターの委員会から8か所のTSの「存続・廃止」を検討するよう答申を受け、14年度中に浜田、神戸、大曲の3TSを閉鎖。これらを含め、2年間の閉鎖TSは5か所にのぼっている。

今後も全体的には利用者数が少ないところを中心に閉鎖や統合が見込まれるが、同時に既存TSを利便性の高い立地へ移転するなど、業務効率を高める取り組みも進めていく。