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関西電力、火力需要高まりで石油輸送力を増強

2011年11月28日 (月)

話題関西電力は28日、火力発電用の燃料を調達するための石油輸送力を増強すると発表した。

 

同社はこれまで、今冬の供給力確保のため、火力発電所の点検工程の見直しを図り、節電期間中に火力発電所を全台運転できる体制を整えるなど「供給力の確保に努めるとともに、石油やLNGなどの必要な燃料の確保についても最大限努力してきた」としている。

 

現在、石油を国内の基地から発電所まで輸送する内航船は、年々隻数が減少しており、ほかの電力会社でも石油火力の稼働率が高まっていることから、石油内航船の確保が喫緊の課題となっていた。

 

このため、同社は今回、海外で外航船として使用されていた船一隻を内航船に転用して確保し、国内の石油輸送力を増強することにしたもの。

 

外航船から内航船に転用する「サニーレオ」は、5000キロリットル船で、旭タンカーが保有。契約先は「かんでんエンジニアリング」。