GLP、神奈川･愛川町で8.9万m2の物流施設近く竣工

拠点・施設グローバル・ロジスティック・プロパティーズ（GLP）が神奈川県愛川町で建設を進めていた大型物流施設「GLP厚木II」が間もなく竣工する。

地上6階建て、総延床面積8万9000平方メートルのマルチテナント型物流施設として開発された同施設は、竣工9か月前の段階ですでに満床となっており、同社の帖佐義之社長が6月20日の竣工記者会見でテナント企業についても言及するとみられる。

この施設はトラックバースと天井高にバリエーションを持たせて汎用性を高める工夫を施しつつ、全館LED照明、太陽光パネルといった環境配慮設備、免震構造など、事業継続性の確保に必要な機能を兼ね備える。

都心部から40キロ、横浜から20キロの距離にあることから東京・神奈川エリアへの配送拠点に適しているほか、圏央道相模原愛川ICから2.7キロと東名高速道路、中央自動車道に接続しやすいロケーションを活かし、名古屋・大阪を見据えた広域配送拠点としても運用が可能となっている。