ロジスティクス川崎重工業は30日、ボーイング社向けに777型シリーズ機の1000号機用前部胴体パネルを出荷したと発表した。
ボーイング777は1995年の就航で、各国の航空会社64社が運航している。川崎重工は91年からボーイング777の開発に参画し、民間旅客型機、貨物型機を含む777型シリーズの前胴・中胴パネル、中胴下部構造、貨物扉、圧力隔壁の分担製造を担当。累計1000機相当のコンポーネントを出荷したもの。
今回出荷した製品は、777-300の航続距離を延長したER型機用の前部胴体パネルの一部で、同社が担当するほかの部位についても、今後出荷する。