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米ボーイング、787-10DL量産初号機の主要組立て開始

2016年3月16日 (水)

荷主米ボーイング、787-10DL量産初号機の主要組立て開始ボーイングは15日、787型機ファミリーの最新派生機「787-10ドリームライナー量産初号機」の主要部品の組み立てを開始したと発表した。

パートナー企業の川崎重工業が愛知県弥富市の名古屋第一工場で14日、計画より丸2週間早く前部胴体への円形フレーム取り付けを開始したもので、最終的な組み立ては米国ノースチャールストン工場(サウスカロライナ州)で行う。

787-10型機は2014年に就航した787-9型機の胴体をそのまま延長する形で設計。設計と部品の95%は787-9型機と共通化し、生産工程全体で複雑さ、コスト、リスクを軽減している。

同社はこれまでに787-10型機を9社から153機受注しており、787型機の総受注数の13%に当たる。