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富士重工、B787中央翼組立ラインが稼働

2012年7月11日 (水)

アパレル富士重工業は11日、航空宇宙カンパニー半田工場(愛知県半田市)のボーイング787型機中央翼組立ラインを増設し、同日から生産を開始したと発表した。

 

今回の増設は、ボーイング787型機中央翼の組立ラインを2ラインから3ラインへ増やすもので、ボーイング787型機の派生型である胴体延長型機(787-9)の生産開始への対応とともに、月産10機への増産が目的。

 

新ラインは既存ラインと同に中央翼組立、主脚収納部との一体化、塗装ブース、システム艤装工程を備える。

 

ボーイング787型機は、機体構造の50%に炭素繊維複合材を採用する最新型の旅客機で、世界的に受注が好調に推移している。