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国交省、コンテナ物流情報システムを中国と接続

2011年11月30日 (水)

話題国土交通省港湾局は30日、中国・上海羅徑港と連携し、国交省が運用しているコンテナ物流情報サービスシステム「Colins」(コリンズ)と上海羅徑港ターミナルシステムのシステム接続を行うと発表した。

 

コリンズは、ターミナルオペレーター、荷主、海貨事業者、運送事業者などの関係事業者間が、コンテナ物流情報を共有するためのウェブサイトで、国交省が社会実験として開発・運営を行っているもの。

 

これまでは日本国内の情報を扱っていたが、国際海上コンテナ輸送では他国のコンテナ物流情報を把握することが求められることから、海外連携の先駆けとして、試験的に中国・上海羅徑港と連携することにした。

 

同省では、この取組により「船舶動静やコンテナ動静などの物流情報が可視化されることで、物流の効率化が期待される」としている。上海羅徑港ターミナルシステムとの連携は、12月9日から開始する。