ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日カンボジア物流ワークショップ、パレット普及など意見交換

2011年12月2日 (金)

行政・団体国土交通省は2日、カンボジア・プノンペンで開催した日カンボジア物流ワークショップの結果を公表した。ワークショップには、両国の官民合わせて約60人が参加し、パレットの普及促進やフォークリフトの導入など物流面の課題について、実務的観点から活発な意見交換が行われた。

 

ワークショップは23日、プノンペンのカンボジア日本人材開発センターで開催。日本からは国交省、日本パレット協会、クレフィール湖東が、カンボジアからは公共事業・運輸省、カンボジアフレイトフォワーダーズ協会(CAMFFA)、カンボジアトラック協会(CAMTA)が参加した。また、日系を含む現地物流事業者の参加も多かった。

 

意見交換では、日本側が「物流効率化の一手段として、パレットの普及と合わせて、パレットによる物流効率化の効果をより高めるためには、標準パレットの推進が重要」とコメント。

 

カンボジア側から、物流でのパレットの役割の重要性について認識を示すとともに、同国での物流産業育成を検討する際の参考とするため、「今後一層の情報交換などを通じた意思疎通を図りたい」とのコメントが寄せられた。